GA technologies × WARC|積極的なグローバル展開に求められるIFRS導入の裏側と、今後の展望に迫る!
創業からわずか12年で社員数が1600名超の企業に成長した、株式会社GA technologies(以下「GA technologies」)。
不動産領域やM&A領域において、テクノロジーと人の力の可能性を最大化することで、あらゆる課題に対して最適なアプローチを実現しています。
今回は、グローバル展開に積極的に取り組む財務経理本部長 殷 和洙氏を迎えた対談をお届けします。
ホストはIFRS導入にあたり伴走し支援してきた、株式会社WARC 代表取締役の山本 彰彦と、Co-WARC事業部吉原 裕太です。
今回の対談では、GA technologiesのこれからの展望をメインに、WARCの支援についてもお伺いすることができました。
ゲストスピーカー

株式会社GA technologies | 財務経理本部 本部長
殷 和洙氏
公認会計士。2015年、PwCあらた有限責任監査法人(現PwC Japan有限責任監査法人)に入所。主にSNSやエンタメ系企業の監査業務・IPO支援に従事。2020年に税理士法人に転職し、主に国内上場企業の法人税申告業務を担当。2021年、株式会社GA technologiesに入社し、主にIFRS導入プロジェクトを担当。2024年、経理部長に就任し、グループ会社決算取り纏め、M&A関連業務等幅広く管掌。2025年に財務経理部門の統括部長に就任。
ホストスピーカー

株式会社WARC | 代表取締役社長
山本 彰彦
2007年新日本有限責任監査法人に入所、2009年1月より有限責任 あずさ監査法人国際部にてSEC監査クライアントをはじめ、国内外の大手企業等数多くの会計監査業務に従事。 その後2012年7月株式会社イグニスへ入社。同年7月取締役CFOに就任し、コーポレート部門の立上から全社的な組織構築まで行い、2014年7月に東証マザーズ上場。 上場後は引き続きコーポレート部門の統括、及び国内外のIR戦略、ファイナンス戦略を牽引する傍ら、複数事業も管掌。 2017年5月、株式会社WARC設立。公認会計士。

株式会社WARC | ディレクター/FAS責任者 公認会計士・税理士
吉原 裕太
2013年EY新日本有限責任監査法人に入社。金融部で会計監査業務に従事後独立。税務業務、スタートアップの財務支援等に従事。 2019年にデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーに参画。主にM&Aにおける財務アドバイザリー業務に従事。2020年当社入社。多数のスタートアップのバックオフィス体制の改善支援、決算支援、IPO支援、財務デューデリジェンス・株価算定を中心としたFAS業務等に従事。SDFキャピタル(Startup Debt Fund)兼務。
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不動産投資事業のノウハウを生かし、M&Aや金融の領域に事業展開を
山本:本日はよろしくお願いいたします!まず最初に、御社の事業の紹介とサービスの特徴・強みを教えてください。
殷:当社は、不動産取引やM&A領域の多岐にわたる課題に対して、快適な取引体験や業務の効率化を実現するソリューションを提供しています。
投資や運用の提案から契約、その後の管理や売却までオンラインで完結できるAI不動産投資「RENOSY」をはじめ、不動産取引の不便でわかりにくいところを、テクノロジーの力によって便利でわかりやすい形に変えていきたいと考えています。
また、不動産領域での実績をもとに、M&A仲介のアナログかつ煩雑なプロセスのテクノロジー活用を推進し、すべての関係者にとって透明性と利便性の高い体験を提供しています。代表の樋口が創業から不動産投資事業を行っており、そのノウハウを生かしてM&Aや金融の領域にも事業展開を進めています。

山本:競合との差別化のポイントも教えていただけますか?
殷:プロダクトを社内で内製しているところが大きいです。
不動産領域では、社内に宅建を持っている人間がいなかったり、エンジニアが不動産売買を知らなかったりすることが要因で、品質が低いサービスが存在しています。しかし、弊社は不動産取引のリアルな現場を理解した上でプロダクトを開発しているため、品質に自信があります。
山本:「不動産×データ」でGMV1兆円を目指すとのことですが、この領域にかける思いや背景を教えてください。
殷:代表の樋口はもともとサッカー選手を目指していたのですが、怪我で夢を断念しました。その後、不動産業界で仕事をしていく中で、市場規模が大きいにも関わらず仕事のスタイルがアナログなところに課題を感じ、起業を決意しました。
不動産はすべての人々に関わるため、世界規模の会社にすることで多くの人が理想の暮らしを実現できるような世界を目指しています。サッカーでは叶えられなかった「世界1位」を会社で叶えたいという思いは、弊社の企業理念にも入っています。
IFRS導入の背景:グローバル事業展開を目指しより早く大きく成長させるために必要な手段だった
吉原:続いて、IFRS導入の背景を教えてください。
殷:導入に至った背景は2つほどあります。
1つ目は、IFRSの方が海外投資家が評価しやすく、海外からの投資を受けやすいためです。2021年に増資した辺りから、海外投資家比率が20%を超え、必要性を感じるようになりました。
2つ目は、グローバルな事業展開を目指しており、タイや中国をはじめとするすべてのグループ会社と統一したいと考えたためです。
M&Aでの拡大も見据えているので、今のタイミングで導入した方がハードルが低いと考えました。
吉原:一方で、IFRS導入にあたって人員の補強や管理体制の強化も含め、ハードルもあったのではと思います。どのように乗り越えられたのでしょうか?
殷:導入を本格的に考え始めた時には、会社の規模が大きくなり業務も増えて容易ではなくなっていました。一旦は論点が解決しないまま中断し、自社のリソースだけでは対応が難しいと判断してWARCへ支援をお願いしました。結果として、中断後から導入までの期間はとても短かったです。
山本:その際に苦労された点はありますか?
殷:導入の最終段階である論点が解決できず、1年近く時間を要しました。IFRSは原則主義で明確な規定がないので、1つひとつ実態に合わせて判断します。膨大な検証をしていかなければならなかったため、我々の力だけでは難しかったです。
吉原:日本基準での開示とIFRS導入を平行して進めるのはとても大変ですよね。お役に立てて良かったです。
不足している部分を補う安心感と細やかなサポートが決め手。WARCの支援について
山本:WARCを選んだきっかけ、決め手はありますか?

殷:当時の執行役員が、WARCに在籍している知人から紹介を受けたのがきっかけです。
お話を進めていく中で、弊社に全面的にコミットしていただけそうだと感じたのが決め手です。我々はマンパワーだけでなく知識も足りないと思っていたので、不足している部分を補ってくださるという安心感がありました。WARCさんには経験者が多くいらっしゃるため、色々な方からフォローいただけたのも良かったです。
山本:実際にWARCにお願いしてみていかがでしたか?
殷:困ったことが発生した際にも気軽に相談することができました。すぐにレスポンスがあり、基本的にはNOと言われたことはなかったです(笑)。引き受けてもらえて心強かったですし、最後まで仕事をやり抜いてくださったので、本当にWARCさんにお願いしてよかったと思っています。
吉原:そう言っていただけてとても嬉しいです。今回のご支援にあたり、2点注力しました。
1つ目は丁寧なコミュニケーションを心がけることです。我々がGA technologiesのIFRS導入プロジェクトチームの一員となって動く必要があるため、特にチームワークが重要となってきます。そのような中、不明点があればもちろんのこと、WARCがいつまでにどのくらいの稼働で何をするか、また、結果どうなったか等についても頻繁にコミュニケーションを取らせていただいていました。
2つ目は粘り強さです。メンタルチックで単純ですが、GA technologiesの会社規模でIFRSへ会計基準を変更することは大きな推進力と体力が必要である中、大小さまざまな課題に対して、粘り強く対応し続けることが非常に大切だと考えていました。
結果的に、開示がなされたときは労いの一言をいただき、とても嬉しく感動しました。WARC MOREやWARCの社員にはIFRSに強い人材も多数在籍していますが、コーポレートの幅広い課題にもスピーディに対応することができるので、引き続き様々な形で伴走させていただければ嬉しいです。

積極的なグローバル展開で、本気で世界規模の事業にしていく
山本:最後に、今後の展望をお願いします。
殷:世界的な企業を目指すと掲げた通り、グローバル展開に注力していきます。日本で培ったノウハウを活かし、国際間での不動産取引の活性化および海外での不動産×データの推進が実現できれば、不動産市場は今後も伸びていく可能性があるため、本気で世界規模の事業にしたいと考えています。
吉原:人材の募集はしていますか?
殷:一定基準以上の会計知識があり、マネジメントができる人を常時募集しています。IFRS経験がなくても、日本基準をベースにスピード感を持ってキャッチアップしていただける素養があれば問題ありません。
事業が急速に拡大しているため、M&Aや新規事業が多く、自分の能力を最大限に高められます。1つひとつの業務をスピーディーに進めていかなければいけないので、スピード感をもって同時に複数処理する環境に身を置きたい方はいい環境だと思います。
吉原:事業・組織の拡大に伴い、コーポレート人材の採用ニーズは高まりますよね。WARCでもぜひお力になれたらと思っています!
山本:殷さん、本日はありがとうございました!
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伴走型コンサルティングサービスに興味をお持ちの方
Co-WARCでは、IPOコンサル、内部統制構築、J-SOXの立ち上げ支援を含め、コーポレート課題全般の支援を行っています。
何からすれば良いかわからないから相談したい、具体的な支援内容を知りたいなど、どんなお悩みでもお気軽にご相談ください。コーポレート課題を解決するプロが最適な解決策をご提案します。


